ヤミ金と警察の対応は

ヤミ金被害者が各地方の警察署に相談しても、民事崩れとして嫌われているようで、「警察は民事不介入」とあくまでも民事事件であるという認識で対応をする。「借りたお金は返すのが当然」という考え方もあり、犯罪者にお金を返せ!! 元本は返せ!!貸借の問題であり、貸借対照表を作成しろという警察もあった。
警察庁は「ヤミ金事犯相談マニュアル」を各都道府県警察本部宛に送付しています。
①まず話をよく聞く
②民事不介入を口実としない
③悪質な取立て行為には電話で警告する。
④「借りた者は返しなさい」「せめて元本だけは返しなさい」などの対応はとないことはもとより、同様の趣旨ととられかねないよう言動についても厳に慎むこと
となっている。
果たして実行されているだろうか・・・・
ヤミ金の被害を届けに言ったのに「法テラス」に行きなさいなどといっている警察署もありました。

第32回全国クレジット・サラ金・ヤミ金被害者交流集会in北海道が開催されます。

第32回全国クレジット・サラ金ヤミ金被害者交流集会in北海道が開催されます。
主催者は全国クレジット・サラ金問題対策協議会・全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会

2012年10月27日(土)・28日(日)
2012年10月27日(土)13:30〜17:30 分科会
会場:札幌市教育文化会館かでる2.7
札幌市教育文化会館:札幌市中央区北1条西13丁目
地下鉄東西線西11丁目下車徒歩5分
かでる2.7(北海道立道民活動センター):札幌市中央区北2条西7丁目
地下鉄南北線さっぽろ駅下車徒歩5分 JR札幌駅より徒歩7分
分科会詳細

2012年10月28日(日)9:30〜13:00 全体集会
会場:札幌パークホテル

記念講演
水島 宏明氏
(法政大学教授・ジャーナリスト)
「見えにくくなる貧困
〜報道する内と外から見た課題」

第32回全国クレジット・サラ金・ヤミ金被害者交流集会in北海道公式サイト

クレサラ問題の落ち着き様はなんだろう

クレサラ問題の落ち着き様はなんだろう。
知り合いの司法書士事務所でも相談電話はほとんどないようデス。
そう言えばテレビCMも一時の事を考えると減ったような感じです。
マスコミもあまり問題にはしないようになった。
やはり、貸金業法の改正で、グレーゾーン金利が廃止されて、ある程度落ち着いてきたことと、司法書士や弁護士が、消費者の意欲を掻き立てるようなCMを繰り返し、到底債務問題というよりも、金儲けとして活発に行なった故に、過剰な返還請求で・・・裁判所さえも消費者保護よりも、サラ金の生き残りに味方しているような判決も見られます。
貸金業法の改正は本当に多重債務のかいけつにつなかったのでしょうか?
ただ、商売として旨味がなくなったからといって、引き受ける者が少なくなれば、多重債務者は埋もれていってしまうかもしれない不安が残ります。

優先順位が間違っているのでは?

人生にはいろいろなことが起こり得る。そんな大げさなものではないかもしれませんが、普通に生活しているだけと思っていてもいろいろな問題が生じる。後で振り返ってみるとなんでもないように感じてしまうが、その都度人生の岐路に立たされているような大きな問題に感じている。でも何とか乗り越えられたので今はたいしたことがなかったと思っているだけです。
その時々に、自分の置かれている立場や状態を加味しながら判断している。そうしている内に今後もどう判断すべきかと言う経験則による優先順位と言うことを考えて行動していくと思います。
しかし、その優先順位の選択が何らかの影響で変わってきてしまい、間違いを犯してしまうことがあります。
一番手意的だと思われる原因は、「見栄」だと思われます。そして、「恥」を書くこと(恥だと勝手に思っている場合もある。)をとても嫌う傾向にある。
今時分に置かれている生活状況の中で、「生活の維持」よりも「友人や同僚、親族との交際」のほうが大事に扱われたりする。
水道ガス・光熱費が払えなくても、PTAやコミにティーのお付き合いが大切だ・・・・
恥と思う精神性は問題ありませんが、それが絶対的に支配してしまうところに日本と云う国の問題を感じてしまいます。
生活を維持するためにはまず水道ガス光熱費は先に支払いましょう。でも生活のぃ島支払いよりも、借金の返済を優先させてしまうのも優先順位の選択を待ち違っていると言わざるを得ません。

多重債務問題と東日本大震災の影響

借金問題や多重債務問題については、ここ数年・・とくに改正貸金業の改正(グレーゾーン金の廃止や総量規制の強化)いこう減少傾向にあるのは間違いないのですが、弁護士や司法書士などいわゆる過払い金バブルで宣伝を一生懸命行なっていたことは、多重債務やクレサラの問題に一石を投じたことには間違いない。しかし、バブルもはじけて法律事務所もクレサライガの業務にシフトせざるを得なくなってきています。その影響で、多重債務視野の掘り起こしをになっていた、それらの宣伝も減少したために、利お越しが出来ず。どんどん潜っていってしまう一部のクレサラ被害者は置いてきぼりになめ可能性があります。
既に、クレサラ関係に見切りをつけて登記などに力を入れていく司法書士、クレサラと言う名の「貧困」特に「生活保護」関連で同行や代行業務にシフトして団体活動から取り囲みの司法書士たちが離れないように懸命な団体も、もはやクレサラ問題には未来を見出していない。
そんな状況なら、クレサラ団体の名を変えればいいのに・・・。
今でも、クレサラ被害に真っ向から闘っている団体も存在していることに注目していきたい。

さて、東日本大震災で返済が出来ない多重債務者は、クレサラ被害者の数の減少に反して激増しています。震災で家や財産、職を失い多重債務をどう返済していいか分からないという深刻な状況がそこにはあります。
東北財務局がまとめた平成23年度の多重債務相談の受け付け状況によると、東北6県の相談者総数は308人で、ほぼ4人に1人の71人が東日本大震災関連の相談だったことが判明している。「震災で会社が被災し、失業して無収入になったので、多重債務を返済できなくなったが、どうすればいいのか」との悩みがほとんどだと言う。
「多重債務に関する法整備や震災後の一時的な返済猶予措置」だけの小手先だけの思索ではもうどうしようない状況だと思われます。

クレサラ実務研究会in京都2012が行われます。

恒例で、今年も、全国クレジット・サラ金問題対策協議会の主催で、「クレサラ実務研究会」が開催されます。
去年からことは開催されないと懸念されていましたが、行われることとなったようです。

場所は、いつものプリンスホテルではありません。
どうも内部的にクレサラ対協でももめていたんでしょうか?急遽と言う感じです。
京都にも対協の先生はいると思うのですが、大分の先生が担当されてい瑠ことが気になります。・・・

場 所 : 京都市勧業館みやこめっせ 3階第3展示場
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 TEL075-762-2630 
 (電車) 地下鉄東西線東山駅から徒歩8分
(バス) 三条京阪から市バス⑤系統 京都会館・美術館前下車すぐ
日 時 : 2012年5月12日(土)10時00分〜17時00分
参加費 : 弁護士・司法書士5,000円、被害者・一般3,000円【先着600名】
      今回は弁当は準備しませんので、各自でご準備ください
懇親会 : 18時00分〜 
参加費 弁護士・司法書士6,000円、被害者・一般5,000円【先着120名】
会場 がんこ高瀬川二条苑(京都市中京区木屋町通二条下ル東生洲町484-6)
         電話075-223-3456 実務研会場から徒歩15分程度

参加申込に関する問い合わせ先
大分市中島西1丁目 4番 14号 市民の権利ビル 3階
おおいた市民総合法律事務所 弁護士河野 聡
電話097-533-6543FAX097-533-6547

過払い金ブームも終わろうとしているようです。

過払い金ブームも終わろうとしているようです。
また、サラ金業者も過払い金支払いで弱体して行き、銀行の配下になったり、他の業者に統合される形で合併などを繰り返しています。
会じゃの営業譲渡などにより、過払い金の責任の所在も非常にあやふやな状況になっています。
過去において、サラ金業者が何を根拠にか強気で法廷闘争を繰り返して、彼らサラ金ゃクレジットカード会社にとって出ては入れない判決が出てしまってこのような状態となりました。
今度は、クレサラ関係の団体が強気になって、根拠やロジックと言ったものをなおざりにして、消費者運動とか世論などのを押しすぎて勝てない訴訟を繰り返して負け続けて、とうとう出してはいけない判決も出てしまっています。
ももう大きくは世論だけでは過払い関係は動きません。

まあ〜たくさん設けてきた人たちもそれらの団体にはたくさんいます。
儲からなくなれば自ずと離れていくので運動は弱体することに間違いはありません。

ここで考えていかなければならないのは、このまますべてが片付いたわけではなく、問題も山積みです。

本当のクレサラ運動を続けていける団体だけが残っていくことになると思います。
偽善者は去れ!です。