和歌山県警は20日、遊興費などのために返済能力を超える多額の借金をし、警察官としての 信用を失墜させたとして、和歌山東署地域課に勤務する男性巡査部長(50)を
停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

2013/09/21(土) の記事であるが、日にちがたっているので詳細は不明だった。

他の記事によると消費者金融を含む10社から3900万円借入があったらしい。
この内1社から給与を差し押さえられ、自己破産の手続きをとることになったようです。

県警監察課長は「職員の心情把握や、指導を徹底していく」と語ったらしいですが、警察官がギャンブルに嵌って 借金を膨らませたなら関心は出来ないけれども、しかし給与の差押さえや自己破産したからといって警察官としての 信用を失墜させる事になるのかは疑問です。
まして、懲戒処分になるのなら大きな問題ではないでしょうか?

警察官や公務員だからと言って、懲戒処分になるなら誰もか、破産手続きを躊躇してしまうのではないかと心配しています。

また、他に使い込みがあったとか、詐欺的な行為があったとか、違う理由があるなら、自己破産すると懲戒処分されるかと誤解を受けるような発表は問題ありです。

借金はあくまでも個人的な事情のものです。事情にもよるでしょうが、懲戒処分はやりすぎでしょう。
身内に厳しい事はいいですが、そんなことする暇があったら「民事不介入」と言ってヤミ金事件を真剣に取り扱わないような事はやめていただきたい。


俺の空 刑事編」の安田一平なら相当なギャンブルや豪遊でお金を使っても破産しないので処分されませんよね!!