銀行の悪行

今日相談を聞いた。
住宅ローンが過大負担で、ローンの支払いのための借入を繰り返したために借金が膨らんできた案件であ。

自宅は、任意売却の上、オーバーローンなので自己破産をせざるを得ない状態です。
ただ、この方は去年支払いがしんどくなった時点で「支払いの猶予」を申し出たところ保証人を新たにつけるように強制されたそうです。
結局、ご兄弟の方が連帯保証人になりましたが、元々支払い能力がないところ猶予期間の1年が過ぎれば、支払い不能となってしまいました。

今回の破産により、ご兄弟も一緒に破産をせざるを得なくなったと言うことです。
こんなこと許されるのでしょうか?
日本の銀行だけですよ。

自己破産の免責不許可

自己破産は、免責されなければ意味がありません。
しかし、免責不許可事由がある場合は許可されない場合もあります。

よくあるのがギャンブルによる債務です。

長年ギャンブルが好きで少しずつではあるが借金をしながら、それでもギャンブルを続ける人が多くいます。

ただ、何かのきっかけで負けが込んでくると、慎重なギャンブラーでもギャンブルの負けはギャンブルでしか返せないと思うらしい。

ほとんど勝ち目のないリスクの高い賭けに出て、やはり大きな傷を負ってしまうのです。

そんな場合は破産をするしかないのですが、果たして免責が認められるのか難しい問題となります。

後で後悔しないようにそのところをしっかり理解してください。

自己破産は比較的簡単な手続きです。

自己破産手続きは、 多重債務者で借金が重さんで困っておられる方の生活再建のための手続きです。
自己破産と聞くと、大変な手続きだとひるんでしまう方がほとんどかもしれません。

しかし、自己破産は書式も簡略化されていますし、同時廃止が認められる場合は、裁判所に納める費用も僅かであり、比較的簡単に手続きが進みます。

自己破産の制度の趣旨は、再出発をする機会を与えるための手続きです。

ですか、借金で夜逃げしたり自殺をすること自体がナンセンスなものなのです。

自分で手続きをすることが難しい場合は、弁護士や司法書士が変わりに手続を行なってくれるのです。

ギャンブルは心の病気なのです。

それはギャンブル依存症と言う病気です。
依存と云う用語は、身体的、精神的、社会的に不利益、不都合となっているのにもかかわらず、それをやめられずに反復継続してやり続けることである。
いろいろな説はあるものの、本人は依存していることにほとんど気付いていないこともある。
ギャンブルは脅迫的になってくると、負けが込んできてもギャンブルによって取り返そうとすることしか出来なくなってしまいます。
借金と直結することが多く、借金が返せなくなるとそのこと自体が依存症に影響してくる。
うつ病も発祥する可能性が高くなってくる。

時は前へと進んでいるとまることは出来ません。

時は前へと進んでいるとまることは出来ません。
借金が膨れ上がって、自分はダメだとネガティブな気持ちになっていても時間は進んでいき、生きている限り前進をしていかなければならないのです。
でも、進みたくないからと死んでははいけません。
死ぬことも選択肢の一つかもしれません。
しかし、何の解決にもならないし自分を含め全てが不幸です。
死ななければ必ず進展していきます。
でも、後ろ向きでしか理解できない・・・しかし、前向きにしか生きられないのである。
それを理解してほしい。

日本はギャンブル世界一だそうです。

定かなことではないですが、パチンコがあるからだろうけども、世界でも1位のギャンブル国だそうです。
先日行なわれた、クレサラの研修会で言っていたそうです。
パチンコがあるがりギャンブル依存の問題と借金の問題は片付きそうににありません。
おこづかい程度ならとは思うのですが・・・

日曜日は父の日でした。

5月第二日曜日が母の日であることは有名です。
でも父の日はなぜか影が薄いような気がします。
子供からは勿論何も言ってきません。

息子に自分に欠けていたものの実現を夢見るそうです。
自分に似てほしいのか?才能のない自分には似てほしくないのか?いろいろと考えてしまいます。
父は永遠に悲壮であります。

甘えていた子供がやがて甘えられる親になるわけです。そして感謝する気持ちを持つ者は感謝されると言うことです。
「子を持って知る親心」なのです。

借金大阪物語〜情熱派〜