消費者保護から個人責任へ

債務整理に関する宣伝は、以前テレビ宣伝はもちろん電車広告なども大変沢山見られましたが、現在は少なくなってきました。
弁護士や司法書士の間では、過払い金バブルなどと呼ばれて、法律家は大変潤ったようです。

それでも現在は大規模で営業を行なっていた弁護士事務所や司法書士事務所も規模を縮小したりして生き残りを図っているようです。

しかし、消費者の借金問題がなくなったわけでは有りません。
それどころか以前よりも消費者保護と云う世論や裁判所の後ろ盾はなくなったような気がします。

どちらかと云うと、消費者には厳しい判決が出てきていると感じます。
実際に法律家も裁判所は個人責任を重んじるようになってきており、消費者には厳しくなっているといわれている。

NPO消費者サポートセンターと云う借金問題を取り扱う消費者団体は、今まで活発に行なっていた全国のクレサラ団体も実際には活動が充分にできていない所も有り、特にヤミ金問題については、対応を断っているらしく、対応できない遠隔地の相談も受けざるを得なくなったといっていた。

全国クレジット・サラ金被害者の会なども所属団体全てが活動している訳ではなさそうです。

結局は消費者団体を支える弁護士や司法書士債務整理に旨味を感じなくなった体と思われる。