クレジット・サラ金被害者の会は全国にたくさんある。

クレジット・サラ金被害者の会は全国にたくさんある。
現在ではとてもおとなしくなってきたサラ金であるが、過去においてはかなり悪質な悪行を行なってきた事は承知の事実である。

中でも現在も活躍している「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」は30年以上クレサラやヤミ金の問題に取り組んできた立派な団体だと思います。

このブログでも時折紹介しているものの中にも同団体主催の実務研修会や被害者交流集会などをご紹介してきました。

それなりに成果を上げてきましたし、実績も有ります。
それは皆さんが認める所であるはずです。

同団体の「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」や一緒に活動をしている「全国クレジット・サラ金問題対策協議会」を擁護し支える方の中には、自分が多重債務となり、解決できないことを一緒に解決してきた方などもたくさんいらっしゃいます。

また、同団体の活動を理解して、趣旨に賛同してその活動に参加している方もたくさんいらっしゃいます。

でも残念なことにこれらの活動を商売の材料として考えておられる方もいらっしゃいます。
弁護士や司法書士の方はビジネスの一部として考えている方が大半だと思います。
別に問題はないでしょう。
もともと債務整理が必要な活動ですから、弁護士や司法書士が費用を貰って手続を行なうのですから、それは紛れもなく「商売」です。当たり前です。

お金を取って「救済活動」や「ボランティア」はないと思います。
にも拘らず、「救済」と言っている弁護士や司法書士は頭が悪いと思います。

なにも弁護士がお金を貰うことを批判しているのでは有りません。
当たり前です。でもそれが救済活動と思っていることがおかしいと言っているのです。

被連協やクレサラ対協がクレサラと闘かってきたから、被害者が減り、債務整理手続き自体が下火になりつつあるのは本来喜ばしいはずです。

実務研修会参加の人数が減って活動が維持しにくくなっているのは当たり前です。
商売として群がっていた人たちが、旨味がなくなってきたので離れていっただけです。

それをしっかり理解している方もたくさんいらっしゃいますが、私が見るからに、被連協の活動が「既得権争い」かの如く縄張り争いのように立ち回る「やから」がとても多い。

全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」だけが「クレサラ被害者の会」ではない。

今まで、できるだけたくさんの窓口が必要だと散々言ってきたのにも拘わらず、自分達だけが「クレサラ被害者の会」だと思っているのである。

もちろん、それは一部のばか者だと思いますが、そのことだけで「被連協」そのものが悪く思われるのではないでしょうか?

非常に残念です。

現在も「被連協」に対する期待も大きいですし、ここで終わる訳にはいきません。

「被連協」を支える若い人たちは頭が柔らかくて、とてもりっぱな人がたくさんいます。

一部の最悪な幹部の影響を与えないように出来るだけ速やかに去っていって欲しいと願います。

そして、若い人たちでこのことを知っている人たちは、私も含め、けっして、「見てみぬ振り」は辞めましょう。だめなものはダメと言うべきです。

クレサラ被害がなくなったわけでは有りません。
被連協やクレサラ対協には大きな期待がかかっています。
がんばるしか有りません。