借金の支払い不能とは・・・・

自己破産をする場合によく言われる「支払い不能」の状況を問う場合によく言われるのが債務額があります。
マスコミや著書などに出てくる破産には、数千万円単位の負債を抱えて支払い不能だからと云う記事がよく見られますが、個人破産のほとんどが数千万円どころか、たいていは数百万円程度である場合が多いと思います。

支払い不能とは債務額で決まるわけではなく、債務と資産と収入、生活費によって決まってきます。
要するに、同じ借金額であっても収入が少なければ支払い不能になってしまいますし、収入が少なくとも資産があれば売却できるのでそれて支払いなさいということで支払い不能とはなりません。

また、数千万円の借金があってもそれに見合うだけの収入や資産があれば支払い不能とはなりません。

支払不能とは、借金を返済できるだけの財産をもたず、またこれを近く入手できる見込みもないため、 弁済能力が一般的に、かつ継続的に欠けているという客観的な状態です